羽ばたく受講生

染織プロセミナー受講生のその後

2016年に始まった染織プロセミナー  すでに羽ばたき始めた受講生たちを紹介します。
 

2017年2月21日  大井川葛布 村井龍彦

染織プロセミナー第2回受講生のふせさんが工房を立ち上げました。
そこでの講師のうち一人は第一回受講生の東さん。
もう一人は第二回受講者の坂田さんです

第一回受講生 菅原由貴さん

オーダーメード羊毛フェルト prefe M

フェルトのネットショップを開店しました。

LinkIcon prefe M



第一回受講生 東宣江さん

蚕糸館
東さんは すでに10数年 座繰りのプロとして活動してきましたが、
色々な所を修正して再構築しようと セミナーをうけました。
LinkIcon 蚕糸館

第一回受講生 山口くみさん

 葛布染織教室の生徒さん。一念発起でプロセミナーを受けました
現在は独立の準備中
LinkIcon てうみや

第一回受講生 宵衣堂(しょういどう)


LinkIcon 宵衣堂

手織を仕事に

「手織が生計を立てる仕事になり得るだろうか?」染織をめざして勉強している若者たちが抱える疑問の第一であろう。
 最近は染織が生活の一部として、染織品も売り、農業をやり、バイトもやり、生活していこうとする若者も出てきている。染織が生活の一部として行くことに 新しい潮流を見ることができる。
 また、生計は会社勤めなどして 趣味として染織を楽しむ人もいる。結婚をして 生計の主要部分を夫に(または妻)に任せて、染織をしている方もいる。その中には 伝統工芸展など ハイレベルな展示会に入賞するような方もいる。生活に追われて 特別な作品を作る時間のないプロより 生活の不安無く、コンペ用の制作に充分時間を掛けて入賞、受賞する方が最近は増えてきているようだ。

 止まれ、いろいろな染織作品のあり方があるだろうが、その方たちは「生活」できているので、私ごとが四の五の言うことはない。
私が気にとめているのは「プロとして染織で生活をしていこう」としている若者である。
 染織の学校に通い、工房で修行を積み、染織で自立しようとしているが、躊躇している人、すでに作家として自立しているが、なかなか作品が売れなくて、バイトや派遣社員になって生計の足しにしている人
手仕事を手織を仕事にしている方にエールを送りたくて 老婆心ながらこのワークショップを開くことにした。