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永井 泉 ながい いずみ
2004年 大塚テキスタイルデザイン専門学校工芸染織科卒業
嶋田悦子氏師事「ゆみはま工房」にて弓浜絣を学ぶ
2009年 第4回「うちくい展」出品
2010年 第5回「うちくい展」出品
第14回「日本の自然布展」出品
「よーり よーり島の のの」出品
第10回東京スピニングパーティ参加
2011年 風水土しつらい展(ぬぬぬパナパナより出品)
第15回「日本の自然布展」出品
2012年 「いとなみの自然布展」出品
「七回目の七夕」出品
日本民藝館展準入選
2013年 「ぬぬぬパナパナのぬぬ展」出品
「いとなみの自然布展」出品
その他、ワークショップなど
用語の説明
着尺
着物一着分の反物の事を着尺といいます。縫製して着物に仕立てます。
巾
反物の巾です 通常1尺 37.88cmあれば足りますが 最近背の高い方も多いので、巾があれば安心です。
長
反物の長さです 通常3丈1尺7分 約12mあれば大丈夫です。
重量
反物の重さ 絹と違って木綿のほうが重いですが、一重で用いることが多いので1kg前後でも重く感じることはありません、
経糸
反物のたて方向の糸 機に最初にかかっている糸です。強度が必要なので 手紡ぎ木綿を用いることは至難の業です
緯糸
反物の横方向の糸 この緯糸をどう打ち込むかが織りての技量が計れる
染め
ほとんどの場合糸の段階で染めます。 化学合成染料と自然染料があります。一般的に化学合成染料が堅牢度が高いとされていますが、染め方によっては100年レベルのスタンスで自然染めに軍配があがります。しかし、堅牢度の問題より、自然染料はほとんどが漢方薬でもあり、人間の肌にやさしく、健康にします。色合いも複雑で柔らかい感じです。経年の変化も美しく移行します。
藍灰汁発酵建て
藍には 化学藍と本藍があります。その自然の藍 すくもを 木灰と微生物の発酵で建てたものを灰汁発酵建てといいます。この方法はとても技術が必要で専門家でなければ建てることができません。その色合いは複雑で深い色を見せてくれます。
紡績綿糸
機械紡績機で作り出した糸の事を「紡績糸」と呼びます。通常使われている木綿の糸はこれです。強度があり均質です。
手紡糸
昔ながらの紡錘車で糸にしたものを 手紡ぎ糸といいます。大変手間のかかる糸ですが、空気を中に含み柔らかく腰が強い糸ができます。
伯州綿
鳥取 弓ヶ浜で昔から作られる和綿のことです。アメリカ綿、アジア綿に比べて繊維長は短いですが、腰があり暖かく、吸湿性にも富んでいるので 日本の気候風土に適しています。