大井川葛布 オフィシャルウェブサイト
official website of Oigawa Kudzu Cloth




葛布の染色について

葛布の染色 についての解説

順次 染色材について 説明してゆきますので お楽しみに

藍染(琉球藍)
 当工房では琉球藍を使用しています。単に「藍」と記載しているものも琉球藍と考えて差し支えありません。
 琉球紅型宗家の城間さんからの紹介で重要無形文化財の伊野波さんから琉球藍を毎年譲ってもらって当工房で使っています。沖縄の藍だけに温かいところが好みで寒いと建ちにくいようですが、温暖な静岡ならなんとか建ってくれています。
 蓼藍は重厚な赤みの帯びた青になりますが、(私の感想です)琉球藍は沖縄の海の色を写したような透明感のある藍になるようにおもわれます。
YouTubeを御覧ください
リュウキュウアイ(琉球藍、学名:Strobilanthes cusia)は、キツネノマゴ科イセハナビ属の植物。沖縄で栽培されてきたアイ(画像)。琉球では日本のスクモ(固形)とは違う泥藍という泥状の染料に加工して染色に用いていた。泥藍はインドアイと同じ沈殿法で作るが、琉球では乾燥の工程を行わなかったという。一部専門書や歴史書で山藍を琉球藍としている例があるが、これは明治初期に鹿児島県製藍局が琉球藍を山藍と命名したことを発端とする誤りで、下記の「山藍」の項に記述されているように、山藍は科からして琉球藍とは異なる。(http://ja.wikipedia.org/wiki/アイ_(植物))

柿渋染め
 柿渋は古来、染色よりも塗料として使われていた。

紫鉱 ラック貝殻虫 ラックダイ

奈良時代正倉院に薬として日本にもたらされた。赤紫の塊であったことから「紫鉱」と呼ばれている。
漢方薬で女性の身体に良い
インドや南アジアの木に寄生するラック貝殻虫の分泌液を精製したものである
食品にも使われている。臙脂ともいう。
精製したのち透明な油をとりだし 顔料とまぜたものが「ラッカー塗料」 現在は化学合成のものに代わっている。



2011年12月 
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