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葛布をあしらった落ち着いた和室かつて、日本の一流料亭、旧家には必ずといってよいほど葛布の襖紙が使われました。葛布は使い込むほどに飴色の艶が出てくるという天然繊維ならではの特長を持っています。
また、全て手作業の心のこもった作業なので、一枚一枚に表情があり、お部屋の品格を高めます。
　なんと云っても長持ちするのが葛布のふすま紙です。大事に使えば20年以上保ちますし、100年以上使用している例も有ります。

葛は古くから葛根湯（かっこんとう）という漢方薬の材料として知られ、人間の健康に大きく貢献してきました。その繊維を織った大井川葛布には室内の湿度を快適に保つ機能があり、天然の素材の風合いは心の安らぎをもたらしてくれます。
葛布、裏打ち紙（和紙）は全て天然素材。有害な物質が発生しないエコロジー製品です。抗菌、調湿作用があると云われています。

当社は創業昭和27年。以来大井川のほとり、金谷町で60年余葛布を作り続けて来ました老舗です。その製品の多くは海外に輸出され高級壁紙として欧米諸国の室内を飾って来ました。
　葛布の襖紙製造でも最古参であります。
これまで「葛布は高くて手に入らない」と思っていた方に驚きのネット価格で提供させていただき、大変喜ばれています。

手作りの葛糸を使い　手織で織り上げた伝統工芸品。綿や絹より古い歴史を持っています。沖縄の芭蕉布、山形の科布（しなふ）とならんで静岡の葛布は日本三大原始布と称されています。

広がりが感じられる葛布　葛布01水面使用

ベットルームに葛布。 サイドのシェードも葛布でコーディネート 葛布01波紋　葛布シェード生成　使用

源氏襖に葛布を用いる

30年以上経った葛布

玄関下駄箱にあしらう

ギャラリーの壁面

市松に貼った葛布

日本民芸館の葛布

洋間の葛布

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